Two Hand Technique

ギターは弦を押さえて弾く方法が基本ですが、押さえる動作のみで発音させる事によりピアノのような演奏を実現しています。これは特別な技術ではありません。フレットに弦が当たる際に音は必ず鳴っています。それを演奏に結び付けているだけなのです。

この演奏法はタッピング(Tapping)、又はタッチスタイル(Touch-Style)と呼ばれています。タップやタッチと呼ばれる事もあります。

この演奏法を主とした演奏の難易度が高いと感じさせてしまう要因は演奏者が少ない事、教則となるものが少ない事がありますが、実際に発音の仕組みは単純です。そして大切な事はもっと単純です。

弦を勢いよく押さえる。音が出る。楽しむ。

あの楽器でなければできない、弦の数が足りないからできないと思う事があるかもしれせんが、楽器や弦の数ではなくて演奏そのものを楽しめる事が一番大切です。楽しくなければ弾きませんから。